3回目接種会場を実習の場に 看護学生に検温など「公衆衛生看護」の機会提供 静岡・清水町
長引くコロナ禍は、看護師などを目指す学生の実習にも影響を及ぼしています。静岡県清水町では、3回目の接種会場で看護学部の大学生が実習を兼ねて検温などを担当しました。
清水町の3回目のワクチン接種会場で接種を受ける人たちの本人確認や検温などを担当したのは、順天堂大学保健看護学部の3年生3人です。長引くコロナ禍で、看護師や保健師を目指す学生の「公衆衛生看護」の実習の場が減っていることを受け、町が現場で学ぶ機会を提供しました。参加した学生にとっては、貴重な機会となったようです。
順天堂大学保健看護学部
3年 椎野美帆さん:「いろいろな職種の方たちと相談して会場づくりがされていることを、学ぶことが出来ました」
3年 惟村紗弓さん:「次々に人が来るので焦ってしまったが、皆さん笑顔で受け入れてくれてスムーズに検温が出来た。まだ看護師の卵ですが保健機関の力になれることがうれしい」
3年 山田拓夢さん:「緊張もしたが様々な職種の方に指導してもらい、充実した実習になった。必要とされる人材になれればと思っている」