クマ出没相次ぎ「下校はバス」「部活中止」異例対応 目撃17件で対策本部設置 静岡・裾野市
静岡県裾野市は臨時会見を開き、バスでの下校や部活動を中止など異例の対応を発表しました。
●目撃者:「やばいねこっち来て傷つけられる」
裾野市ではクマの目撃情報が相次ぎ、5月20日には観光客が乗る車に向かうクマの姿をカメラが捉えました。裾野市では5月12日からクマが出没していて、須山や千福が丘であわせて17件の目撃情報があります。これは昨年度の目撃件数をすでに超えています。
●裾野市 村田悠 市長:
「住んでいるところに近づいてきて、目撃される件数が極めて多くて。今までなかったことが起きているということに、市長として非常に危機感を覚えている」
市は初めてクマ出没対策本部を立ち上げ、箱ワナを設置したほか、朝と夕方のパトロールを強化します。また、子どもたちがクマに遭遇しない対策も始めました。
●板垣亮 記者:
「クマから児童生徒の安全を確保するため、中学校ではバスを出して生徒を送り届けます」
市は5月29日まで、クマの出没場所が近い8つの小中学校に対し、バスを出したり、保護者の送迎を依頼したりするほか、クマ鈴の貸し出しや撃退スプレーを備えるなど対応をとります。部活動を中止とする学校もあり、クマの出没は、子どもたちの学校生活にも影響を及ぼしています。
●裾野市 村田悠 市長:
「早朝、夕方、単独での行動は控え、外出時は鈴やラジオ等で音を出し、存在を知らせていただきたいと思います」