「再審決定から10年でやっと」「証拠開示された600点は無罪証拠ばかり」 袴田ひで子さん「良い証拠も悪い証拠も全部出して」 再審法改正で訴え

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 再審法の改正案を審議している衆議院法務委員会に、袴田ひで子さんが出席し、証拠開示について「良い証拠も悪い証拠も全部出してほしい」と訴えました。

袴田ひで子さん:「神様が作った法律ではございません。人間が作った法律なんです。改正できないことはないと思っております」

 衆議院の法務委員会に参考人として出席した袴田ひで子さん。弟の巌さんは逮捕されてから、再審無罪が確定するまで58年もかかっています。9日は再審法の改正案で再審開始決定に対する検察の抗告を原則禁止としたことに意見を述べました。

袴田ひで子さん:「そういうもの(検察の抗告)があるから、再審開始(決定)になっても10年経ってやっと再審(開始)になった。誰が考えてもこれでいいと思う法律で通していただきたい」

 また証拠の開示についても言及しました。

袴田ひで子さん:「証拠開示があって600点が出てきました。そしたら弁護士が言うには巌の無罪(につながる)証拠ばっかりだと。それで勢いづきまして、今の(無罪の)結果になっております。良い証拠も悪い証拠も全部出して裁判をやっていただきたいと思います」

 委員会終了後、取材に応じたひで子さんは。

袴田ひで子さん:「即時抗告なしで証拠全面開示、目的外使用(の禁止)というのも、それもなしにしてもらわないと困るんですね」

 衆議院法務委員会はあす10日、高市総理が出席してこの問題を審議します。