国立清水海上技術短期大学校の練習船「かざはや」28年ぶりに生まれ変わる
およそ3000人の船乗りを育てた海上技術短大の練習船「かざはや」が、28年ぶりに新しくなり、31日未来の船乗りたちが初めて運航しまし
静岡市清水区にある国立清水海上技術短期大学校の練習船「かざはや」は、座学を学んだ学生が実技のために使う船です。
これまでにおよそ3000人の航海士や機関士といった船乗りを送り出してきました。
運航から28年が経ち老朽化したため名前はそのままに船体が新しくなりました。
林輝彦アナウンサー:
「今このかざはやを運行している主体は学生なんです。学生が舵を握っています」
31日は入校して1カ月あまりの学生たちが教員に指示を受けながら初めて新「かざはや」を運航しました。
1年生 木村匡延さん:
「非常に緊張しました。日本の経済を支えられるような船乗りの一員になりたいと思います」
「かざはや」は災害などが発生したとき物資を運ぶこともできるため、緊急時の対応にも期待されています。