市立病院と大学が連携 ワクチンの集団接種を加速 静岡・藤枝市
静岡県藤枝市は、市立病院と大学が連携したワクチン接種を7月から実施すると発表しました。
北村正平市長:「この度静岡産業大学と藤枝市立総合病院、さらに藤枝市が連携して大学を会場としたワクチン接種に取り組むことといたします」
これは藤枝市の北村正平市長らが明らかにしたものです。7月下旬から9月下旬にかけ大学が夏休みを迎えることから、静岡産業大学藤枝キャンパスの体育館を市内で4か所目となるワクチン集団接種会場として使用し、大学生らの接種も行われます。
平日と土曜日に市立総合病院から問診を行う医師と接種する看護師など合わせて11人が接種会場に派遣される予定で、7月1日から高齢者3000人の集団接種が実施されます。
そして、8月と9月は市民のほか大学生と教職員らの接種も行われ、3ヵ月で合わせて1万3千人、2万6千回の接種が予定されています。
藤枝市の21日までのワクチン接種率は1回目が38・7%、2回目が11・1%で、市では今回の連携による接種体制の充実で接種を加速化させたいとしています。