新博物館の建設場所再検討へ…2030年度の開館は『未定』に 費用面や建設場所で批判的な意見多く 静岡・富士宮市
静岡県富士宮市が建設を計画する新たな博物館について、市は今ある施設の活用を含めて建設場所を再検討するなど大幅に方針を変更しました。
市はJR富士宮駅近くの市営駐車場に、およそ30億円をかけて博物館を建設する基本計画の案を示していました。しかし、市民説明会やパブリックコメントで建設場所や費用、スケジュールなどに批判的な意見が多く出ため、市は市民の理解が得られにくい状況だとして、今ある施設の活用も含め、建設場所を再検討することとしました。
富士宮市 須藤秀忠市長:「争いながらそうしたもの(博物館)を造るなんていうことは、先人に対して申し訳ないと。むしろ心をそろえて今の先人の歴史をまた後世に伝えるということは大切だと思いましてね」
富士宮市の須藤秀忠市長は、県が2033年度までに市内4つの県立高校を再編する方針であることから、跡地を活用することも候補の一つとする考えを示しています。これにより、2030年度としていた開館時期は未定となります。
現在、文化財を収蔵している建物は浸水区域の中にあり、市は来年度に浸水区域外の別の建物に移動させるということです。