片山さつき財務大臣が静岡市で講演 閣議決定した食料品の消費税減税について言及

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 静岡県内のスーパーや飲食店への影響は…。片山さつき財務大臣が静岡市で講演し、閣議決定した食料品の消費税減税について言及しました。

●髙山優樹記者:
「片山財務大臣の姿が見えました。多くの人が待つ会場に入っていきます。大臣、お疲れ様です。『とびっきり!しずおか』です」

●片山さつき財務大臣:
「『とびっきり!しずおか』、お世話になりました」

 9日静岡市を訪れた、片山さつき財務大臣。清水区蒲原の会場には、多くの人が詰めかけました。

 成長戦略や消費税減税といった“大転換”を打ち出す高市政権において、財務大臣として、中核を担う片山大臣。

 先日閣議決定した、食料品の消費税減税についても言及が…。

●片山さつき財務大臣 ※演説:
「海外でも食料品の税率は下げたことがありますし、イギリスの場合は元々食料品は0%です。それが「国家の品格」とうちの総理は前から言っているんですが、自民党の税制調査会では長いこと相手にされませんでした。せっかく苦労して導入したんだから、消費税は上げることはあっても下げることはないということが公言されていたんですが、やろうとなったのは本当に初めてのことです」

 税収の増加や税外収入を例に挙げて、特例公債を発行せずに対応する考えを強調しました。

●片寄翔太アナウンサー:
「毎日の暮らしに欠かせない食料品。消費税の減税が家計に与える影響に注目が集まっています」

 1万点以上の食料品を取り扱う、静岡市内のスーパーでは、物価高の影響で、商品全体の販売価格が去年より5%ほど上昇しているといいます。

●タカラ・エムシー広報課 田海廣人課長:
「消費税減税によってお客さまの買い物の点数が増えていくと思う。また普段買っているものより一つ上のグレードを試してもらったりできると思うので期待している」

 消費税減税による恩恵に、期待感を示す、店舗側。買い物客からは…。

●静岡市民(30代):
「実際に商品の値段が下がってくれたら家計も助かるので、ありがたい。いつも安いものを選んでいるが、(買い物の)選択肢が広がると思う」

●静岡市民(60代):
「下がることはうれしいが、2年間限定なので、2年後どうなるかが心配」

 実際に減税が決まれば、店で発生するのがレジシステムの改修作業です。グループ全体で数十万円程度はかかる見込みです。

さらに、減税の直前に、店舗ごと1万枚以上ある値札を一気に変更する必要があります。

●タカラ・エムシー 広報課 田海廣人課長:
「店舗すべてとなると、やはり時間はかかる」

 一方で、消費税減税の恩恵を受けづらいのが外食産業です。

●海ぼうず本店 高橋明輝店長:
「外食離れが起きてしまう懸念はある。外で食べるより家で食べる人が増えていくのかなと思うところはある」

 消費税引き下げの対象となるのは、スーパーなどで販売される飲食料品や、弁当・総菜といったテイクアウト商品。税率10%の外食は据え置かれ、その差は9%になります。

 テイクアウト商品も手掛けていますが、売り上げに占める割合は現状わずか2%ほど。需要の増加を見据えてラインナップも強化していく方針だといいますが、やはり影響が大きいのは…。

●片寄アナ:
「味が染みていておいしいです。やっぱりこの熱々のおでんに合うのは、ビールですよね。ただ、お酒にも居酒屋ならではの懸念があるといいます」

 売り上げに占める酒類の割合は、およそ4割。来店客が減少すれば、売り上げに直結しかねません。

●海ぼうず本店 高橋明輝店長
「(消費税減税で)お酒の提供・売り上げは下がってしまう懸念はある。(酒類は)売り上げの4割を占めているのでそこが減ってしまうと痛いところはある」

 政府は、外食産業への補助や支援策を検討しています。

●片山さつき財務大臣:
「コロナの時もいわゆる給付金や様々なゼロゼロ融資とか優遇融資とか支援策を取ってきておりますので納得感のある形でお支えできればと思っております。

 店にとっても、「中食との差別化を図ることがより重要になる」と話します。

●海ぼうず本店 高橋明輝店長:
「(外食を)非日常の場所の一つとして、料理だけではなくて、店の雰囲気や空間・時間を楽しんでいただければなと感じている」

片山さつき財務大臣が静岡市で講演 閣議決定した食料品の消費税減税について言及