田久保真紀前市長のPCから偽造された卒業証書のデータ 田久保氏側は裁判で無罪主張する方針
大学の卒業証書を偽造した罪などで在宅起訴されている静岡県伊東市の田久保真紀前市長のパソコンから、偽造された卒業証書のデータが見つかっていたことが関係者への取材で新たに分かりました。近く始まるとされる裁判の重要証拠になるとみられます。
田久保前市長は去年、インターネットで注文した東洋大学学長ら印鑑を使って卒業証書を偽造し議長らに見せた有印私文書偽造などの罪で在宅起訴されています。
捜査関係者によりますと田久保前市長の自宅から押収したパソコンをサイバー捜査により解析したところ偽造した卒業証書のデータが見つかったということです。
この事件に関する裁判は間もなく始まるとされていますが、田久保前市長側が無罪を主張する方針を固めたことも分かりました。
現在、事件の争点や証拠を事前に整理する「公判前整理手続き」が行われていますが、田久保前市長側は24日、「本人は(卒業証書を)作成していない」という旨の主張を書面で裁判所に提出したということです。
田久保前市長側は、学長などの印鑑を自ら注文したり受け取ったりした事実はなく、印鑑などが注文されたのは学歴詐称疑惑が公になる前で偽造する動機がないした上で「卒業証書が偽物だとすれば第三者が作成したものである」と主張する方針だということです。
また、百条委員会で虚偽陳述した地方自治法違反罪に関しても無罪を主張する方針です。
チラ見せした卒業証書を巡っては県警が任意で提出を求めていましたが田久保前市長側は「押収拒絶権」を主張し、提出を拒否しています。