小泉防衛大臣「武器や装備品は国産では揃えられない」武器輸出の理解求める 防衛三文書の改定は「あらゆる選択肢を排除せず議論」 静岡・掛川市で講演
1日、静岡県掛川市で小泉進次郎防衛大臣が講演し、いわゆる防衛三文書の改定などを含めた防衛政策について、「あらゆる選択肢を排除せず議論する」と述べました。
1日、静岡県掛川市のホテルに集まった600人の聴衆の前に姿を現したのは、小泉進次郎防衛大臣です。
小泉進次郎防衛大臣:「先ほど地元の農家の方から深蒸し茶とメロンをいただきました。きっと私のことをまだ農林水産大臣だと思っていたと思います」
冒頭のあいさつでの“小泉節”で盛り上がった会場で小泉大臣が話したのは、日本を取り巻く国際情勢と高市政権の防衛政策でした。
小泉進次郎防衛大臣:「世界の情勢が急速に変化する中で、4年前に作った戦略の中で足りないところ、見直さなければいけないところは足さなきゃいけないと、スピードを上げなきゃいけない。これからの日本が平和であり続けるようにするためのものを作るという、その危機感から、高市大臣のもとで、防衛大臣としていま仕事をやっている」
小泉大臣は、武器輸出に関する日本の方針を転換する必要性を述べました。
小泉進次郎防衛大臣:「自衛隊が必要としている武器や装備品は、全てが日本の国産で回っているわけではない。我々は海外で買わなければ、自衛隊が必要とする防衛力を発揮するための装備品を全て揃えることはできない。そこで改めてご理解をいただきたいのは、我々は海外から買っているのに、海外から求められているのに、『我々は出しません、我々は売りません』といった方針を続けていて、本当に万が一守られる(立場になった)ときに、そういった国々の関係が本当にできるのかということ。それを高市内閣のもとで、今までの方向性から一歩踏み出して、新たな方向性に我々は進んでいる」
政府は現在、国家安全保障戦略に定める防衛費の「対GDP比2%水準」について、来年度に前倒しで達成させ、来年中に日本の防衛戦略の方針となる「防衛三文書」の改定を目指しています。
最後に高市政権の防衛政策について聴衆らに理解を求める場面もー
小泉進次郎防衛大臣:「我々は仲間づくりをしっかりやって、我々が自前で自律して、もっとこの国を守る体制を築いていかなければならない。これから年末にかけて、あらゆる選択肢を排除せずに、本当に日本を守る上で必要なその選択肢も議論もしながら『決して新しい戦争は起こさせない』という決意のもとで防衛政策を進めていく」
小泉大臣は講演で自衛隊員の待遇改善にも触れ、必要な待遇改善を行うことで自衛隊員の募集を増やし、日本の防衛力につながるなどと話しました。