「疲れて動けない」「日没で道に迷った」…富士山で遭難相次ぐ 静岡県警の山岳遭難救助隊が2人救助
静岡県警の山岳遭難救助隊は22日夜、富士山の富士宮ルートと御殿場ルートで2人の遭難者を救助しました。
22日午後5時すぎ、外国人の女性から富士宮警察署に救助要請が入りました。救助を要請したのはベルギー国籍の女子学生(31)で、夫とともに富士山に登ったものの、疲労で動けなくなったということです。富士宮警察署の山岳遭難救助隊員が担架で救出し、けがはありませんでした。
また、午後7時過ぎには下山途中に日没のため道に迷ったとの救助要請が大阪府の79歳の男性から御殿場警察署に入りました。御殿場警察署の山岳遭難救助隊員が御殿場口下山道の次郎坊から山頂方向に400メートルの地点で男性を発見し、救助しました。男性にけがはありませんでした。