【公民館殺人事件】検察側は拘禁刑18年求刑「傷は臓器に達するほど深い」 弁護側「発達障害により恨みを募らせた」12年以下を求める 被告「つらい思いをさせ申し訳ありません」 静岡地裁
静岡市の公民館で元自治会長の男性を刃物で刺して殺害した罪に問われている男の裁判で、検察は拘禁刑18年を求刑しました。
55歳の男は2025年8月、静岡市駿河区の中島浜公民館で、元自治会長の男性(当時78)の背中を刃渡り12・5センチのサバイバルナイフで4回刺し、殺害したとされています。
11日の裁判で、被害男性の娘が書いた「反省しているようには思えない父を恨んだからといって、殺す必要はなかった。許せない」などと心情を綴った意見陳述が読み上げられました。
検察側は被害者に最大限のダメージを与えることを目的に、仕返しの手段としてナイフで刺すことを考えたと指摘。傷は臓器に達するほど深く、危険で悪質な犯行を実行するのに精神障害は影響していないとして拘禁刑18年を求刑しました。
一方、弁護側は反省し、発達障害によって長年にわたり男性への恨みを募らせていたとして、拘禁刑12年以下を求めました。
証言台に立った被告は「家族と相談し、損害賠償を支払っていく。辛い思いをさせ、申し訳ありませんでした」と述べました。
判決は17日に言い渡されます。