静岡家裁・小河原新所長が抱負 共同親権については「法の趣旨に沿う適切かつ合理的な審理運営を」 県内勤務は2回目

 静岡家庭裁判所に新しい所長が就任し、抱負を語りました。

 8月20日付で静岡家庭裁判所の新所長に就任したのは、小河原寧氏(63)です。神奈川県出身の小河原所長は、これまで主に民事事件や家事事件を担当し、東京高裁判事や札幌高裁判事部総括などを歴任しました。

 小河原所長は14日の就任会見で利便性や地方アクセスの向上、当事者の接触回避による安全・安心な手続きのために全面的なデジタル化を進めていくと抱負を語りました。また社会的関心の高い4月から見直された改正家族法で、新しく導入された離婚後の共同親権の導入や養育費の法定化、親子交流のルール整備についても言及しました。

静岡家庭裁判所 小河原寧所長:「調停員を含めた関係職種による法改正の趣旨、内容の理解を前提に、中央の情報も踏まえつつ、法の趣旨に沿った適切かつ合理的な審理運営を行っていきたいと考えております」

 小河原所長は1996年から3年間、静岡地家裁沼津支部判事補を勤めていて、県内の着任は2度目。プライベートでは「静岡の歴史や文化を深く味わいたい」と話していました。

静岡家庭裁判所  小河原寧新所長
静岡家庭裁判所 小河原寧新所長