浜松市育ちのクイズ作家日高大介氏、新型コロナ感染で入院していたことを告白「咳が止まらず、溺れるような感じに」
浜松市育ちのクイズ作家日高大介氏(43)が4日、10月下旬に新型コロナウイルスに感染し、入院生活を送っていたことを初めて明らかにした。静岡朝日テレビの情報番組「とびっきり!しずおか」(月~金曜午後4時37分)に生出演し、闘病の苦しさを語った。
「とにかく不安な状況でした。咳と熱、倦怠感もある典型的な症状でしたが、抗生物質、咳止め、解熱剤といった強い風邪薬で対処するしかありませんでした。入院中は1人の部屋で、咳が止まらず、溺れるような感じにもなりました。座っていると大丈夫なのですが、横になったとたんに肺が苦しくなるんです。一睡も寝られない状態にもなりました」
日高氏によると、10月28日に38度の発熱があり、翌29日には1週間前に接触のあった知人の陽性が判明したことから、PCR検査を受けて、30日には自身の陽性も判明した。11月2日から6日までは、都内の病院に入院。7日からは、家族とは完全隔離の自宅療養生活を送り、同月下旬に仕事を再開したという。
自身では、新型コロナウイルス感染対策をしてきたつもりだったというが、「10月の後半は気の緩みがあったかもしれません」と振り返った。現実に、この時期にワンルームで数人とテレビを観賞。マスクやアルコール消毒はしていたものの、「換気が不十分だったかもしれないと後で気づきました」と後悔を口にした。その上で視聴者に向けて「寒い時期が続くので、手洗い、換気が不十分になりがちですが、しっかりやってほしいです。それでも、盲点はいっぱいありますし、いつかかってもおかしくないということなんです」と注意を喚起した。