11月1日以降の静岡市の感染者数の推移です。静岡市では、11月18日に感染者が38人に急増、11月26日にも39人を記録しましたが、その後、減少傾向に転じ、8日は4人、9日は9人と2日連続で一桁となりました。
画像: 静岡県内の感染者減少傾向も…県担当者「今週来週の人数見て評価」 検査呼びかけも受診者は想定の6分の1

 

静岡市「クラスターが落ち着いてきた」

静岡市会見(8日) 静岡市:「発生件数だけで言えば、少し落ち着いてきている感じは受けている。きょうに関しては、検査数自体は特に少ないことはない。陽性率は、検査数に対する陽性者の割合は少し低くなっているという印象」

Q:理由として考えていることは?

静岡市:「大規模なクラスター発生が落ち着いて、その後、濃厚接触者の発生が続く。そういうのが終わると、少し落ち着いてくるのかなとは考えているが、厳しい状況が続くと考えている」

Q:静岡市としては、ピークアウトしつつあると感じているのか?

静岡市:「まだそこまでは考えていない」

画像: 静岡市「クラスターが落ち着いてきた」

 こうした静岡市の状況は、県内全体の感染者数にも影響を与えています。

 こちらは11月5日から9日までの1週間あたりの県内の感染者数の推移です。先々週が353人、先週が419人に対して、きょうまでの1週間は272人。今週は先週に比べ、147人減少しています。県内の『第3波』は収束に向かっているのでしょうか?

県「今週来週の人数を見て評価したい」

画像: 県「今週来週の人数を見て評価したい」

静岡県疾病対策課 後藤幹生課長(8日):「減ってきている印象がある。ピークは先週だったとなるかもしれない。これは県民の感染対策の徹底と考えている」

Q:このまま感染者数が落ち着いていくか?

後藤課長:「今週と来週の人数をみて評価したい。今が一番の正念場」

 「先週がピークだったかもしれない」との見解を示した後藤課長。ただ、県も静岡市も厳しい姿勢を崩さないのは、医療体制の問題があるからです。

静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「感染者多い週が2週間続いていた。その蓄積が増えてきている」

 県内の重症者用病床の使用率は、きのう時点で44.8%と過去最高を更新しました。また、コロナ病床の地域別の使用率を見ると、県中部が67.6%、感染が拡大中の県東部が66.7%といずれも危機的な水準が続いています。

検査呼びかけるも…受けたのは想定の6~8分の1

画像: 検査呼びかけるも…受けたのは想定の6~8分の1

検査呼びかけるも想定を大幅に下回る

 県東部の伊東市では、県がクラスターの多発した地域を公表し、その周辺エリアで、酒類を提供する飲食店を利用した客にも検査を呼び掛けています。しかし…。

静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「低調かなと考えている。改めて呼びかけをしています」

 7日から始まった検査を受けた人は、8日までの2日間で71人。県は1日200人から300人を想定していましたが、希望者が想定よりも大幅に少ないというのです。

静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「検査に行けば利用したとわかるので、個人の行動でプライバシーの観点から検査を受けにくいのではないか」

 いわゆる「検査拒否」は、静岡市でも問題になっています。先月30日にクラスターが発生した葵区の接待を伴う飲食店は、来店客の名簿がそろっているとして店名が公表されませんでした。ところが、その名簿の客ら検査対象94人のうち39人がまだ検査を受けていないというのです。

静岡市「無症状の病原保有者はいる。検査を受けてほしい」

画像: 静岡市「無症状の病原保有者はいる。検査を受けてほしい」

静岡市会見(8日)

Q:連絡したうえで、検査は拒んでいる?

静岡市:「症状がないから受けない方が一番多い」

Q:連絡は取れる、名簿は提出されているといっても、本人にその意思がなければ、どうしようもない状況をどう捉えている?

静岡市:「なかなか検査に至らないのは、我々としては残念。力が及んでいないと思う。検査は義務ではないとはいえ、新型コロナは無症状の病原保有者が現実にいるので、検査は受けていただきたい」

Q:結局、野放しなんじゃないかと市民が不安になると思うが?

静岡市:「我々としては検査を受けていただくしかないと考えている」

 そんな中、静岡市では、クラスターが発生した店だけでなく、中心市街地にある接待やカラオケを伴う飲食店、バーなど1000店舗の従業員らを対象に、大規模な無料のPCR検査を実施します。

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