須藤誠人アナウンサー:「各地でまん延防止措置が出される中、東京などでは3度目の緊急事態宣言が発令される見通しです。この状況を受けて、県内の飲食店からは早くも不安の声が上がっています」
画像: 東京などが緊急事態宣言へ 商売も大事だし、自分の身も守らないと…飲食店の「葛藤」 静岡市

「来て来て」とは言いづらい

画像: 新静岡駅近くの飲食店

新静岡駅近くの飲食店

飲食店店長:「(県外から)来ていただけるのは、すごいうれしかったですし、どっから来たんだよとか話もできたり。出張もなくなったりするのかと考えると、自粛はして頂きたいんですけど、本音を言うと、もうしんどいなっていうのは率直な意見ですね」

 静岡市の静岡鉄道・新静岡駅近くにあるこちらの飲食店。今月、各地に「まん延防止措置」が適用されたことが影響したのか、先月に比べて県内からの来店客は減ってきているといいます。

飲食店店長:「週末の土曜以外は、普段の売り上げの3割くらいになってしまっている現状があります。3月に比べても、低くなってるのが今の状況です。やっぱり4人でも来づらい状況にはなってるのかなと思います」

 客足が遠のく中、来週にはコロナ禍で2度目となるゴールデンウィークを迎えます。普段であれば、東京などからの帰省客で賑わう期間だといいますが、緊急事態宣言が発令されれば、静岡市に帰省するの数も減少するとみられます。

飲食店店長:「戻ってくる人たちはいるとは思うんですけど、正直、外に出てご飯に行くのか? って考えると、今のところは難しいというのが率直な意見です。『やってるんだよ』とアピールはするんですけど、『来て来て!』というのは出しづらい」

頭を抱える県外客への対応 「『県外のお客様お断り』とすると商売にならない、でも自分たちの身も守らないと」

画像: JR静岡駅近くの飲食店街

JR静岡駅近くの飲食店街

 JR静岡駅からほど近い場所にある、飲食店街でも緊急事態宣言が出されることを心配する声が上がっています。

飲食業の男性:「駅の近くなので、出張の方とか、旅行の方がお客様としては結構多かったりしてたので、その方たちが減ってしまうと思いますし。逆にそこ(県外客)が増えてしまう可能性もある。そうすると、県内市内のお客様が逆に来なくなってしまう。今までのこの1年を見てもそうなんですけど、そこが一番怖いところです」

 こちらも今月に入り、客足は減っているといいますが、既にある変化も見え始めていました。

飲食業の男性:「方言があるので、県内の方じゃないっていうのが分かりやすいんですけど、最近は東京よりも大阪・名古屋のお客さんの方が多い気がします」

 まん延防止措置の対象地域で行われている飲食店の時短営業が影響しているのでしょうか。

 大阪で緊急事態宣言が発令されれば、飲食店を対象に酒類の提供が停止される可能性があります。酒類の提供が停止されれば、県外の客がより増える可能性も。静岡の飲食店が頭を抱えるのが県外客への対応です。

飲食業の男性:「『県外のお客様お断り』とやってしまうと、商売にならなくなってしまう。だけど自分たちの身を守るためには、それもしなければいけないのかという葛藤がある」

 県内の常連客からは…

20代来店客:「今のこのご時世、検温だったり消毒だったり、しっかりされてる方であれば、全然いいと思うので、僕はあんまり気にしたくない。しっかり受け入れたいと思います」

20代常連客:「来たからには楽しんでもらった方がいいと思う。人が集まる所には、どこから来たのか分からない所もあると思うので難しいですけど、しっかり対応してやってくしかないのかなと感じます」

飲食業の男性:「去年のゴールデンウィークは、みんなここを我慢すればどうにかなるだろうと動かなかった方たちが多かったと思う。今年は2年目じゃないですか。意外に人は動いてしまうと思ってます」

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