環境への影響を懸念 静岡・函南町のメガソーラー事業反対派が静岡県知事に要望書提出

 函南町に建設が予定されているメガソーラー事業をめぐり、反対している住民らが静岡・川勝平太知事に事業者への指導を求める要望書を提出しました。

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環境への影響を懸念 静岡・函南町のメガソーラー事業反対派が静岡県知事に要望書提出

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 要望書を提出したのは、函南町軽井沢のメガソーラーを考える会や軽井沢区長など4つの団体の代表らです。この事業は、東京ドーム13個分の山間地に10万枚の太陽光パネルを設置するもので、環境や防災への影響を懸念する一部の住民が反対しています。要望書では、地域住民が反対している限り、環境アセスメントが終わっても、工事を強行しないよう事業者に指導することなどを知事に求めています。

函南町メガソーラーを考える会代表 山口雅之代表:「リニアとメガソーラー、2枚看板で何とか頑張っていただきたい。全国の問題なので」
静岡県 川勝平太知事:「命や生活がかかっているので、それを犠牲にしてまでも自然再生エネルギーや効率性を優先すべき事由はない」

また函南町だけの問題ではなく、伊豆半島全体の問題だとして、できる限り協力していく姿勢を示しました。

函南町メガソーラーを考える会代表 山口雅之代表:「伊豆半島各地で問題が起きている。この問題を一緒に力を合わせて、取り組もうという話もいただいたので、とても心強く思っている」