14日の新規感染者が516人と、500人を突破した静岡県。県内の専門家はどこまで増えるとみているのでしょうか。

来週前半1000人超の可能性も

浜松医療センター感染症管理特別顧問 矢野邦夫医師
「1000人いくかどうかわからないが、その可能性は否定できないと思う。かなり感染者が増えて大変なことになるかもしれない」

Q.1000人いくかいかないかというのは、いつ頃の時期になる?

A.「今の増えるスピードだと来週の前半くらいなのかな、と思っている」

Q.かなり早いですね?

A.「そうですね かなり早いですね」

「感染者数だけで判断すべきではない」

 矢野医師は、来週前半にも県内で1000人を超える可能性があると予測しました。ただ、オミクロン株の場合、感染者数だけで判断すべきではないとも話します。

画像: 「感染者数だけで判断すべきではない」

浜松医療センター感染症管理特別顧問 矢野邦夫医師
「感染者数だけで動いてはいけないのかなと思う。重症者が少ないわけですから、医療のひっ迫のレベルを見て、厳しいかなと思う少し前のところで、まん延防止とか考慮すべきだと思う」

 東京都では、病床使用率が20%を超えればまん延防止措置、50%を超えれば緊急事態宣言を国に要請するという基準を示しました。静岡県の病床使用率は、13日の時点で8.1%にとどまっています。矢野医師の病院でも…。

浜松医療センター感染症管理特別顧問 矢野邦夫医師
「イメージは病棟が重症患者でいっぱいになって忙しい雰囲気ではない。今はまだ余裕がある。去年5月は高齢者が非常に多くて、重症者が多かったので、ものすごく忙しかった。現在は感染者がこれだけ増えていても、そんな状況ではない。いま感染者を見ていると一番多い症状がのどの痛みと頭痛が多いような感じがする」

「社会生活が制限される恐れも」

 一方で、感染者数の激増に伴って濃厚接触者が増大し、社会機能が止まるという新たな危機が迫っていると指摘します。

浜松医療センター感染症管理特別顧問 矢野邦夫医師
「それは医療だけではなくて、例えば警察だとか消防だとか、他の行政を含めて多くの方々が感染もしくは濃厚接触したということによって、仕事ができないとなるとかなりの社会生活が制限されてしまうと思う」

「感染者の半数が無症状で、ウイルスを撒き散らしている」

 厚労省で13日に開かれた専門家会合では、濃厚接触者の隔離期間を現在の14日から短縮することで合意しました。専門家らは10日に短縮する案や、状況によっては7日に縮める案を検討していて、早ければ14日にも提言する見通しです。

浜松医療センター感染症管理特別顧問 矢野邦夫医師
「潜伏期間が短くなってきて、昔は中国武漢で発生した時は潜伏期間が5.5日くらいだったのが、デルタ株が4~5日、今回のオミクロン株が3~3.5日、前倒しになっているので、1週間隔離してそこからはしっかりマスクをして仕事をするのがいいのかなと思っている」

Q. 欧米ではマスクをしてワクチンをしていれば、(濃厚接触者の)隔離は必要ないが?

A.「それはやむを得ないときはそうなるのかなと思うが、やはり症状が出る1日前から症状が出て、3日~4日まではかなりのウイルスを出しますので、やはり1週間くらい休むのがいいと思っている」

Q.オミクロン株への感染を防ぐために、私たちが注意すべきこととは?

A.「最も大切なのはマスクですね。もう一つ大事なことは、感染者の半数が無症状で、ウイルスを撒き散らしている。一見健康だと思われれても、それはウイルスを周辺に拡散している可能性を常に考えて注意してほしい」

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