ウクライナから浜松市に避難してきた18歳の女性が、きょう5日鈴木康友市長と面会し日本への感謝を口にするとともに、ロシアの軍事侵攻を強く非難しました。
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日本への感謝とロシアへの非難… ウクライナから浜松市へ避難 18歳女性が鈴木市長との面会で訴えたこと

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戦争のトラウマと感謝の言葉に浜松市長は…

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長期化しているロシアによる侵攻。ウクライナから国外に避難した人は今月2日時点で417万人以上に上ります。こうした中、ウクライナから避難してきた20人がきょう午前、日本の政府専用機の予備機で羽田空港に到着しました。関係者によりますと、20人は大半が女性や子どもで、8人は子どもとみられます。林外務大臣は「日本への渡航を切に希望しているが、現在自力で渡航手段を確保することが困難な人」と説明しています。今後は政府が中心となって生活費や医療費の支給などの支援を行っていくということです。

ウクライナからの避難者はすでに静岡県にも―

 きょう浜松市役所を訪れたのは、ウクライナ西部・リビウ出身のシャルコ・ソフィアさん18歳です。シャルコさんは先月23日に来日、現在は浜松市内で友人を頼って生活しています。

ウクライナから避難 浜松市で生活 
シャルコ・ソフィアさん(18):「浜松市長へ、私を受け入れてくださり、快適な生活ができるようにサポートしていただき、誠に感謝いたします。私はまだ戦争で受けたトラウマを忘れていません。ウクライナは残酷な状況になっています。
 愛する人と別れ、涙をこぼし、親から離れた多くの子ども達がポーランドの国境を渡るところを見ました。みんなとても絶望し、恐ろしい思いをしました。ロシアの侵攻は日に日に激化しています。多くの人々が避難所で安らかに眠ることができません。多くの市民や兵士が戦場で死にました。日本の皆様は我々の困難に目を背けるのではなく、日本に避難したウクライナ人を支援してくださっていて、ありがたく思います」

 戦争のトラウマを口にしたシャルコさん。事前に用意してきた手紙を読み上げます。

シャルコ・ソフィアさん(18):「もし可能であれば、いくつかお願いしたいことがあります。浜松では基本的に車で移動するのが普通です。しかし私は車を持っていません。交通機関を無料または割引して利用することができれば助かります。私は現在就労しておらず、お金を稼ぐことができません。安心した生活を送るために、生活費の支援もしていただければありがたいです。ウクライナにいる家族は苦しんでおり、誰にも助けを求めることができません。最後に私はメイクアップアーティストとして働きたいと考えていて、仕事を探さなければなりません。どんな仕事でも見つけられればうれしいです。ありがとうございます」

浜松市 
鈴木康友市長:「同胞の皆さん、家族の皆さんが苦しんでいてお悔やみを申し上げます。今いろいろと生活上の不安があるということでご依頼をいただきましたけれども、当面生活に支障がないようにしっかりとサポートをしていきたいと思います」

ロシアへの強い非難も

画像: ロシアへの強い非難も

 シャルコさんの両親、弟と妹は現在もリビウで生活しているそうです。毎日連絡を取っているといいますが、一人で避難するのは大きな決断でした。

シャルコ・ソフィアさん(18):「リビウにいたとき、2つの爆発音を聞きました。家族の危機を感じて、あまり眠れませんでした。家族から離れることはすごく怖かったですが、自分がウクライナを出て、安全な国に行けば、もっとひどいことが起きた時に家族を呼び寄せられると思いました」

 シャルコさんは独学で学んだという英語で私たちに訴えかけました。今月からは浜松市が主催する日本語教室に参加予定です。市は外国人雇用窓口を活用して、シャルコさんの就労支援を行っていくとしています。

シャルコ・ソフィアさん(18):「今ロシアがやっている侵攻は許せないことだと思います。戦争に加わった人、すべてが罰せられなければなりません。人間のやることではないと、怒りを感じています。日本の皆さんには今の状況を理解し、決して目を背けることなく認識してほしいと思います」

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