児童福祉施設の県職員を不適切行為で免職処分 別の職員には厳重注意も 静岡県

 児童福祉施設に入所する男子児童を抱きしめるなどの不適切な行為を繰り返したとして、施設で働く36歳の女性職員が免職処分となりました。

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児童福祉施設の県職員を不適切行為で免職処分 別の職員には厳重注意も 静岡県

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 免職処分となったのは、静岡県健康福祉部の出先機関の児童福祉施設で働く主任級の36歳の女性職員です。
 県によりますと、女性職員は去年10月中旬から11月上旬にかけて、施設に入所していた10代の男子児童に対して抱きしめたりキスをしたりする不適切な行為を繰り返したということです。県の聞き取りに女性職員は「児童との距離感が近くなっていくにつれ、恋愛感情を抱くに至った」などと話しているということです。

 また、この施設では別の10代の男子児童に対し別の職員が、注意する際に児童の衣服を掴んで壁に押し付ける身体的な虐待もしていたということです。県はこの職員については厳重注意処分としています。

 県は「二度と起きないように再発防止に努める」としています。