別の「鹿児島ルート」でも…静岡・焼津漁港カツオ窃盗事件 水産加工会社社長ら再逮捕へ

 静岡県の焼津漁港で盗んだ冷凍カツオを鹿児島に横流ししていたとして、逮捕された水産加工会社の社長らが、別の窃盗にも関与したとして、警察が近く再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

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 焼津市の水産加工会社社長(56)、鹿児島県の卸売販売業元代表で無職の男(65)ら6人は、去年3月、焼津漁港で水揚げされた冷凍カツオおよそ10トン、時価163万円相当を盗んだ疑いで今月上旬に逮捕されました。捜査関係者によりますと、この事件とは別に焼津漁港で水揚げされたカツオを抜き取り鹿児島に横流ししたとして、警察は、週明けにもこの社長らを再逮捕する方針を固めたということです。6人が逮捕された、いわゆる「鹿児島ルート」の事件で被害に遭った船会社とは別の宮城県の船会社が水揚げしたカツオを盗まれたとして被害届を提出し、警察が捜査を進めていました。