18歳女性との飲酒疑惑…吉川議員の秘書「連絡は来るが…」 後援会長「青天の霹靂。けじめが一番大事」 静岡・富士市

 18歳の女性との飲酒などの疑惑が報じられた吉川赳衆議院議員は雲隠れを続けています。16日、地元秘書らが取材に応じ、複雑な胸の内を明かしました。

画像: 18歳女性との飲酒疑惑…吉川議員の秘書「連絡は来るが…」 後援会長「青天の霹靂。けじめが一番大事」 静岡・富士市 youtu.be

18歳女性との飲酒疑惑…吉川議員の秘書「連絡は来るが…」 後援会長「青天の霹靂。けじめが一番大事」 静岡・富士市

youtu.be

地元事務所はひっそり

伊地健治アナウンサー:( 富士市 16日午前10時)
「JR富士駅近くにある吉川氏の事務所です。以前は看板が掲げられ、ポスターが貼られていたんですが、今は全てはがされ、事務所があったという痕跡は全くありません。シャッターもほとんど閉められているんですが、1枚だけ開いていますね。中から光が漏れています。どなたかいらっしゃるんでしょうか」

画像: 地元事務所はひっそり

 外にあった看板や顔写真は撤去されていましたが、室内にはまだポスターが貼られたまま。岸田総理の写真を載せたものもありました。

 事務所を出入りする人の姿はほとんどなく、ひっそりとした様子でしたが、スタッフは片付けやクレームの電話対応に追われていました。

秘書「参院選で迷惑かけないよう看板を撤去」

吉川氏の秘書 大塚謙一さん
「参院選に迷惑をかけないために、自民党・吉川赳という看板をとにかく撤去することによって、足を引っ張らないことしか今のところありません。赳本人は自分がまだ説明していない中で、それを秘書が代弁してコメントするというのはおかしいと思いますので、しっかりとした意見をどのような形で出すかわかりませんけれども」

画像: 秘書「参院選で迷惑かけないよう看板を撤去」

 吉川氏を支えてきた地元の秘書が16日、取材に応じました。

吉川氏の秘書 大塚謙一さん
「赳本人から連絡が来るには来るんですけど、向こうで今ちょっと考えていることがある中で、先輩議員のアドバイスも話している中で、まだ詳細な部分を何も受けていないものですから」

Q.今、吉川氏は東京にいらっしゃるということ?
A.「はい、向こうだと思います」

Q.こちらに戻ってくる予定は?
A.「ないと思います。今のところ。いろいろ向こうで片付けをしてからだと思います」

Q.会見の予定とか何か説明する予定は?
A.「まだその部分まで煮詰まっていないみたいですので」

Q.きのう時点では会見する予定はない、議員辞職するつもりはないということでしたが?

A.「つもりの部分も、自分たちもどちらかというと報道で見ているような状況ですので、報道でこんなこともあったのか、こういう姿も撮られていたのかとか、そういう部分で逆に『ああ』って思っている部分が多々あるものですから」

岸田総理「離党したからといって責任が消えるものではない」

 18歳の女子大学生に酒を飲ませ、ホテルで一緒に過ごし、現金4万円を渡した疑惑が「週刊ポスト」で報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員。国会閉会日となった15日、本会議を欠席。9日を最後に公の場に姿を見せておらず、16日で1週間が経ちました。

画像: 岸田総理「離党したからといって責任が消えるものではない」

 議員辞職の意向なし、会見などで説明する予定もなし。

 吉川氏が所属していた派閥、岸田派の会長を務める岸田総理も―

岸田文雄総理大臣
「政党問わず、国会議員たるもの、国民への説明責任をないがしろにすることは絶対にあってはならない。本人は離党しているが、離党したからといって責任が消えるものではない。一刻も早く、国民への説明責任を果たすべきだと考えます。そして説明責任を果たせないなら、議員としての進退に直結する問題になると考えます」

 吉川氏がこのまま辞職せず、6月30日を迎えた場合、夏のボーナスがおよそ290万円、さらに毎月100万円のいわゆる『文通費』も支給されることになります。

秘書「遺憾の一言」

 説明責任から逃げ続けている吉川氏。2019年の国政復帰以来、吉川氏を支えてきた秘書は…。

吉川氏の秘書 大塚謙一さん
「普通に遺憾ですよ。もうそれの一言。詳細は聞いていないけども、何をやってるんだ、遺憾です、それだけしか述べられません」

Q.今回のことは想像できないようなことだったのか、そういう心配もちょっとあった?
A.「想像できないが普通ですよね。あってはいけないことですからね」

Q.全くこんなことをするようには見えなかった?
A.「見えなかったですね」

Q.大塚さんとしては今、吉川さんにはどうしてほしいという願いがある?
A.「それは流れの中で、説明すべきだと思いますけどね」

Q.議員辞職についてはどうですか?
A.「まだちょっと。そこはコメントしたくはないです」

Q.すべきだと思う?思わない?
A.「それはちょっと今のところはコメントを控えさせていただきます」

後援会長「けじめをつけることが一番大事」

 吉川氏の後援会長にも話を聞くことができました。

画像: 後援会長「けじめをつけることが一番大事」

吉川氏の後援会長 田辺雅啓さん
「まさかこんなことになるのは本当に青天の霹靂っていう感じで、ちょっとびっくりしていますけど。個人的にはすごく好感の持てる若者だと思ってはいますけど、どうなんですかね? 魔が差したとでも言うんですか? 連絡が一切ないので、私どももどうなっているのか、さっぱり分からなくて。『大変困惑しています』という話を事務所の方から伺ったんですよね。だから私もそんな状態です」

 およそ8年にわたって吉川氏を支援してきた後援会長の田辺さんのもとに、吉川氏からは何の連絡もないそうです。

吉川氏の後援会長 田辺雅啓さん
「けじめをつけることが一番大事だと思うんですよね。遅かれ早かれやらなければいけないんだから。逃げ隠れしてないで、さっさと出てきて、素直に頭を下げた方がいいのではないかって思いは強いですね」