海面上昇による高潮・高波に備えた対策が必要 土木学会の視察で町と意見交換 静岡・東伊豆町

土木工学の研究機関や業者らで作る公益社団法人「土木学会」の視察が東伊豆町で2日間に渡って行われ、25日に意見交換会が開かれました。

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海面上昇による高潮・高波に備えた対策が必要 土木学会の視察で町と意見交換 静岡・東伊豆町

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東伊豆町
岩井茂樹 町長:「気候変動によって高潮になっていて、波の入り方が変わってきているよねという事に関しての問題意識。また津波でいうと、まさに稲取の一部においては観光の景観上、あまり整備をあえてしないあり方をやっている」

 視察をした土木学会の小委員会(沿岸まちづくりにおける経済的手法検討小委員会)は、気候変動で今後予想される海面上昇と高潮・高波の被害拡大に対応する最適なまちづくりを研究しています。

 東伊豆町は地域の特性を踏まえた津波対策を進めていて、今回、取り組みを再点検するとともに、新しいまちづくりについて知見を得るために意見を交わしました。

関西大学
安田誠宏 准教授:「津波では対策をしないと決めた地区であっても高潮対策することが津波の減災につながることもあるのではないか、という議論をしました」

岩井町長:「今度は町の状況に落とし込んでいく、何が出来るかを少し詰めていけたらいいと思ってます」