ガス欠で停車したため東名高速を電動キックボートで… 静岡・足柄SA
13日朝東名高速足柄SA付近を走っていた車の車載カメラが衝撃の様子を捉えていました。
午前7時ごろ、東名高速下り足柄SA付近で撮影された映像。
撮影者の前方を走るトラックが右に膨らんだと思ったら、見えてきたのは短パン姿の1人の男性。
すぐ側を通り過ぎる車を警戒してなのか、こちらを振り返っています。
よく見ると…。
撮影者
「最初見た時には人影には見えたが、まさかキックボードはっていうのでびっくりした」
男性が乗っていたのは電動キックボード。
撮影者
「今の何だろうと思って後ろ見ましたけど、結構車道側というか危ないところ走っていたので」
警察によりますと、男性は車がガス欠で停車したため、車に積んであった電動キックボードに乗ったということです。
通報で駆け付けた警察に対し男性は、「足柄SAまで行こうと思った」という趣旨の説明をしたということです。
電動キックボードはナンバープレートを取得し、ヘルメット着用など様々な決まりを守れば公道上を走行できるようになりましたが、高速道路は禁じられています。
警察は「電動キックボードで高速を走るなんてそもそも無茶で危険すぎる」とあきれたように話し、道路交通法違反などの適用を視野に詳しく調べています。