大道芸W杯2日間に縮小…参加辞退のアーティストも 『外国人差別発言』で開催可否を検討 静岡市

 不適切な発言でプロデューサーが解任となった今年の大道芸ワールドカップについて、大会実行委員会は一部内容を変更して実施すると発表しました。

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大道芸W杯2日間に縮小…参加辞退のアーティストも 『外国人差別発言』で開催可否を検討 静岡市

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大道芸W杯実行委員会 大長克哉事務局長:「大道芸ワールドカップin静岡2022は、予定通り開催することで決定した」

 大道芸ワールドカップをめぐっては、前プロデューサーが外国人への差別的発言で解任される事態となり、実行委員会が開催の可否そのものを検討していました。

 15日、静岡市内で行われた全体会議で開催が決まり、17日午後の会見で当初来月4日から3日間だった予定を2日間に縮小して開催すると発表しました。前プロデューサーの色が強いオープニングセレモニーを中止し、クロージングセレモニーは内容を変更して実施します。

 今回の騒動で市民からは「開催をやめた方がいい」という意見が数件寄せられたほか、ボランティアや出演予定のアーティストなどからは、辞退や保留する人も数人出ているということです。再発防止策としては「組織管理グループ」を設置し、研修内容や使用文書のチェックを行うとしています。

大道芸W杯実行委員会 猪股宏光委員長代理:「大道芸を心待ちにしている方が本当に多くいると思う。とにかく来ていただき、笑顔になって自宅に帰って、翌日から仕事や学校で頑張っていただきたい」