ヤマハのアメリカ販売子会社が不正アクセスの被害…「ランサムウェア」による攻撃が原因

 静岡県浜松市に本社を置く大手楽器メーカーのヤマハは、アメリカの販売子会社で不正アクセスを受け、現地で情報の漏洩があったと明らかにしました。

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 不正アクセスがあったのはアメリカにある販売子会社「ヤマハ・コーポレーション・オブ・アメリカ」で、日本時間15日、不正なプログラムによる攻撃により、現地での取引先に関する情報などが漏洩した可能性があるということです。

 ヤマハによりますと、流出した情報の内容や件数は確認中ですが、不正アクセスはランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による攻撃が原因であると特定した、ということです。

 この影響で遮断していた機器のネットワーク接続はすでに稼働を再開していて、不正アクセスによる日本国内のシステムへの影響はありません。

 ヤマハは「セキュリティー対策を改めて強化し、再発防止に取り組んでいく」としています。