【リニア】ネット配信などで「情報発信」強化を…静岡市の協議会について市民団体が市に要望書

 リニア中央新幹線事業の影響について評価する静岡市の協議会に対し、市民団体から情報発信の強化を求める要望書が提出されました。

画像: 要望書を提出する市民団体(左)

要望書を提出する市民団体(左)

 静岡市では、リニア工事に伴う環境等への影響について、調査・審議するため2015年から専門家による協議会を設置しています。これに対し、18日朝、南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡は、市の環境局長に対して要望書を提出し、ネット配信など情報発信の強化を求めました。

 要望書では、▼ネット配信による情報公開の基本姿勢を明確にすること▼南アルプスの自然生態系保持に向けた基本姿勢を明確にし、県の専門部会と連携することなどを求めています。

 市の協議会は21日に公開で開かれる予定で、市はネットによる配信も行う方針を示しています。