水難事故防止へ海上パトロール 海上保安署が注意呼びかけ 静岡・御前崎市
水難事故を防ぐため、静岡県の御前崎海上保安署などが釣り客らに注意を呼びかけました。
「こちら海上保安庁御前崎海上保安署です。段壁で釣りをされている方については救命胴衣の着用、海の緊急通報118番、118番」
4日朝、御前崎市の御前崎港では海上保安官らが巡視船などから事故防止を呼びかけました。このパトロールは御前崎海上保安署などが、2018年から毎年この時期に行っているものです。きょうも港内で水上バイクを楽しんでいる人に、ライフジャケットの着用を呼びかけたり釣り客にチラシを配ったりして注意を促しました。
釣りを楽しむ家族:「昨日も水難事故があったので、ライフジャケットを着せていて、万が一落ちても大丈夫なようにタイヤがあって、掴まれるように、気にしてやっています」
御前崎海上保安署
鐘ヶ江貴文さん:「ゴールデンウイーク期間中ですので親子連れで来られると思いますが、子どもがいる場合には目を離さずに、よろしくお願いします」
県内では去年60件の水難事故が発生し17人が死亡しています。ほとんどが海での事故で、マリンレジャーが本格化する5月から8月に集中しています。