うなぎ激戦区に新風 王道かつ本格関東風うな重 三島市「三嶋うなぎ 松子」

“うなぎの激戦区”三島市に2024年2月、期待の新店舗が誕生。それが「三嶋うなぎ 松子(まつこ)」です。使用するのは主に愛知県産の国産うなぎ。清流の地・三島の良質な水で丁寧に泥抜きしたものを、備長炭でじっくり焼き上げます。炭火の高い火力と遠赤外線の効果により、外は香ばしく、内側はふっくら。王道の関東風なので白焼きしたのちに蒸し、さらに自家製の甘辛ダレで仕上げるという手間を惜しまぬ工程。職人の技が凝縮されています。看板メニューの「うな重」は、1匹、1.5匹、2匹から分量を選べるのも魅力。付け合わせには、肝吸い、おひたし、漬物が添えられ、品格ある御膳です。山椒にも強いこだわりを持っています。和歌山県産のぶどう山椒をあえて冷凍し、香りを最大限に引き出し、その一振りがうなぎの味をさらに深めてくれます。

うな重(赤松/一匹)5150円
うな重(赤松/一匹)5150円

素材本来の味わいを堪能したい方には「白焼き」がおすすめ。シンプルに塩と本ワサビで食べるスタイルは、うなぎそのものの質が問われるが、こちらの一皿は申し分ありません。ふわりとほどける身に、控えめな塩味と鼻に抜けるわさびの清涼感が絶妙に調和し、繊細かつ上品な余韻を残します。

白焼(4350円)
白焼(4350円)

さらにファンが多いのが「うまき」。ふわふわのだし巻き玉子の中に、うなぎの蒲焼きを巻き込んだ逸品で、やさしい出汁の香りと、うなぎのコクが絶妙にマッチ。添えられた大根おろしと一緒に食べれば、後味もさっぱりです。

うまき(1650円)
うまき(1650円)

お酒を飲みたい人には、「肝の串焼」。口に入れた瞬間のほろ苦さから、噛むほどに広がる深い旨味…。これはもう、日本酒と合わせなければもったいないですよ。

うなぎ激戦区に新風 王道かつ本格関東風うな重 三島市「三嶋うなぎ 松子」

うなぎ激戦区に新風 王道かつ本格関東風うな重 三島市「三嶋うなぎ 松子」

三嶋うなぎ 松子
三島市本町13‐14スルガビル1F西
TEL 055‐991‐0369
営 11:00~15:00(L.O.14:00)
休 日曜日
提携Pあり