26人死亡1人が行方不明の静岡・熱海市の土石流災害から3カ月 いまだ11世帯18人が避難生活続ける

 静岡県熱海市の土石流災害から10月3日で3カ月です。現地では遺族や被災者が犠牲者を悼み、黙とうを捧げました。

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 熱海市伊豆山では、消防に最初の通報があった午前10時28分に合わせ、遺族や被災者が黙とうを捧げました。土石流ではこれまでに26人が死亡し、現在も太田和子さんの行方が分かっていません。土砂の撤去作業は、9月25日に重機が転落して、作業員が死亡する事故が発生したことを受け中断されています。熱海市によりますと、2日正午時点で11世帯18人が市内の宿泊施設で避難生活を続けています。

被害者の会副会長 太田滋さん:「あっという間の3カ月。これからの生活のスタートラインについていないような気がしています」