9月1日の警戒区域解除前に防犯灯や防犯カメラの設置を進める センサーライトも導入 静岡・熱海市伊豆山地区
熱海土石流災害があった静岡県熱海市の伊豆山地区では、警戒区域の解除を前に防犯灯や防犯カメラの設置が進んでいます。
熱海市は、9月1日に土石流災害で被災した立ち入り禁止の警戒区域が解除される事から、防犯対策を進めていて、これまでに防犯カメラ数台の設置を完了させました。
そして28日、7台の防犯灯の配線作業を行ったほか、新たにセンサーライトを導入したということです。
警戒区域の解除後も防犯灯の設置をさらに進めていくという事です。
警戒区域内では、7月までに11軒の住宅が空き巣の被害を受けていて、市の担当者は「防犯力を向上させ、安心感が持てるように努めたい」と話していました。
一方、県が行政代執行で進めていた起点部分に残っていた土砂の撤去や斜面の緑化工事などは26日完了し、被災者の帰還に向けた準備を着々と進めているということです。