災害対策本部会議の議事録が一部作成されず 1回目~13回目「当時は現場が混乱し手が回らなかった」 静岡・熱海市土石流災害

静岡県熱海市の土石流災害で、市が発生間もない時期の災害対策本部会議の議事録を作成していなかったことが分かりました。

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災害対策本部会議の議事録が一部作成されず 1回目~13回目「当時は現場が混乱し手が回らなかった」 静岡・熱海市土石流災害

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 熱海市では去年7月に土石流災害が起きて以降、斉藤栄市長を本部長とする災害対策本部会議をこれまで49回開いてきました。

 市によりますと、このうち発災当日から5日目までに行われた1回目から13回目までの会議で、議事録が作成されていなかったということです。議事録は危機管理課の職員が作成することになっていましたが、市は「当時は現場が混乱し手が回らなかった」と説明しています。

 14回目以降の会議では支援に入った県の東部地域局に作成を依頼し議事録が残っています。市は、議事録がない分は出席者のメモなどを基に可能な限り記録を残すとしています。