静岡・熱海市の土石流災害 蒸し暑さと戦いながらの捜索続く 死者12人、行方不明者16人
静岡県熱海市で7月3日に土石流が発生して、16日で14日目になります。これまでに12人の死亡が確認され、いまだ16人の行方がわかっていません。
きょう16日は、午前中から晴れ間がみられ、蒸し暑さと戦いながら早朝から捜索が続いています。熱海市は、きのう15日午後7時ごろに新たに1人の死亡が確認されたと発表しました。性別や身元はわかっていません。これで土石流による死者は12人となりました。いまだ16人の行方がわかっていません。
また、今も519人が避難生活を送るホテルは、使用期限が19日までとなっていましたが、熱海市は20日以降、現在とは別の2つのホテルを借り切って避難者を受け入れる方針を発表しています。
静岡県と熱海市は15日から住宅確保に関する相談窓口を設置していて、熱海市によりますと、15日午後7時時点で62件の予約があったということです。土日は対応しておらず、26日までは予約が埋まっているということです。