【中継リポート】土石流発生からあすで2週間 上・中流には依然大量の土砂が

 静岡県熱海市の土石流が発生した現場では、きょう16日も1300人態勢で捜索活動が続いています。中継です。

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【中継リポート】土石流発生からあすで2週間 上・中流には依然大量の土砂が

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中野結香アナウンサー
「熱海市内は強い日差しが照りつけ、午前中から気温が上がっています。午前6時から始まった捜索活動は、倒壊した家屋が密集した地域を中心に行われ、十数人で手作業での捜索が進められています。

 これまで多くのエリアで重機を入れることができませんでしたが、きのうの午後から、山側のエリアにスロープが整備されたこともあり、今は数台の重機が山側で作業しています。全体では19台の重機が入るということです。ただ、依然上流、中流部には土砂が大量に残っているのが現状です。

 海を見ると、災害発生時は広範囲に茶色く濁っていましたが、その範囲は徐々に狭くなってきていて、時間の経過を感じます。あすで土石流発生から2週間。きょうも捜索活動が続けられています」