盛り土造成めぐる行政の対応検証 2回目の委員会 静岡・熱海市の土石流災害
熱海市の土石流災害の原因とされる盛り土の造成について県と市の対応を検証する委員会の2回目の会合が開かれました。
委員会は、学識者や弁護士ら4人で構成され、去年12月の第1回に続き検証の進め方の協議や論点整理が、非公開で行われました。
きょうは報告書の構成について森林法や河川法、県の土採取条例といった、個別の法律に照らして課題を指摘する部分とそれらを総合した観点から検証する部分の2つを柱に進めることが決まったということです。
県は当初、検証委員会に年度内の報告書作成を求めていましたが委員の要望も聞ききつつ検証完了時期については柔軟に対応する姿勢を示しました。
静岡県
難波喬司副知事:「4千ページにわたる行政文書がありますので。表面的な整理ではなくてしっかりした深掘りした整理をしていかないといけない」