静岡県が「盛土110番」を設置 不適切な盛り土に関する情報収集体制を強化

 静岡県熱海市で去年7月に発生した土石流災害を受け、県庁に新たに設置された「盛土対策課」の発足式が行われました。

画像: 静岡県が「盛土110番」を設置 不適切な盛り土に関する情報収集体制を強化 youtu.be

静岡県が「盛土110番」を設置 不適切な盛り土に関する情報収集体制を強化

youtu.be

 1日午前に行われた「盛土対策課」の発足式では、新たに配置された職員が辞令を受け取りました。「盛土対策課」は熱海市の土石流災害を受けてくらし・環境部に設置され、職員13人が配置されています。発足式で望月満課長は、「新たな盛土規制条例は全国都道府県の中で最も厳しいものとなる。新条例を元に厳しい指導を徹底していく」と訓示しました。盛土対策課では、7月から新たに施行される盛土の規制条例に基づき県の出先機関や市や町と連携しながら盛り土の規制や監視業務を担います。また、課の中に不適切な盛り土に対する通報窓口「盛土110番」が設置され、県民から広く情報を収集する体制も強化されました。