「勝手に自分の名前が使われた」…盛り土造成工事の現場責任者とされる男性が会見 静岡・熱海市の土石流災害

 静岡県熱海市で去年7月に起きた土石流災害で、被害を大きくしたとされる盛り土について、造成工事の現場責任者とされる男性が会見を開き、改めて造成工事には関わっていないと主張しました。

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「勝手に自分の名前が使われた」…盛り土造成工事の現場責任者とされる男性が会見 静岡・熱海市の土石流災害

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現場責任者:「別の工区で一部関わったことがあるが、起点となった盛り土の造成には一切、関与していない」

 こう話したのは、盛り土造成工事の現場責任者として公文書に名前が記載され、3月の市議会百条委員会に参考人として招致された男性です。

 男性は百条委でも盛り土造成に関わっていないと証言していましたが、改めて無関係だと主張。さらに「前の土地の所有者が代表を務める会社とも当時は関わっていない」としました。

 その上で、工事の許認可に関する公文書に名前が記載されていることについても「勝手に自分の名前が使われた」とこれまで通りの主張を繰り返しました。また、前の土地所有者が市職員を恫喝していたとする音声データを公開し、このデータを警察に提出することも明らかにしました。