熱海市議会開会一般会計202億円の新年度予算案が上程される 土石流災害の復興費は11億5000万円計上
静岡県熱海市議会の2月定例会が21日開会し、伊豆山地区の復旧・復興費を含む新年度の当初予算案が上程されました。
熱海市の新年度当初予算案は一般会計で202億4100万円となり、そのうち約11億5000万円が伊豆山の復旧や復興に関する費用です。
生活再建支援として、公費解体の対象になっていない半壊未満の建物について解体費の補助に4000万円を計上。
引っ越しする際に1世帯あたり30万円を支給する費用として3300万円。
また、警戒区域内の自宅に戻る被災者に対して、1世帯当たり100万円を支給する費用として2600万円が盛り込まれました。
復興関連では、宅地を造成するための事業費などに4億8500万円あまり。
市道の整備に3億3200万円あまりが計上されています。
予算案の採決は3月15日に行われる予定です。