静岡県内経済の動向「基調としては持ち直している」全体判断12ヵ月連続で据え置き 日本銀行静岡支店
日本銀行静岡支店は今月の静岡県内経済の動向について「基調としては持ち直している」と全体の判断を12ヵ月連続で据え置きました。
日銀静岡支店は静岡県内経済の全体判断として「県内の景気は新型コロナウイルスや供給制約の影響を受けつつも、基調としては持ち直している」と12ヵ月連続で評価を据え置きました。
個別項目の「生産」は評価据え置きとしましたが、業種別の「食料品」について「幾分持ち直している」と2020年11月以来27カ月ぶりに 評価を引き上げました。
寒波の到来を受け温かい缶飲料の需要が増えたほか、人流が回復したことでお土産物などの菓子が好調だったということです。
一方、「紙・パルプ」については「弱めの動きとなっている」と2019年11月以来39カ月ぶりに評価を引き下げました。
原材料高騰のため生産を一時的に抑えていることなどが要因ということです。