浜松市の海岸の不審物 中身は空洞、周辺の規制は解除 静岡県が撤去へ
浜松市の遠州浜海岸で金属製とみられる不審物がみつかりました。調査で危険物ではないことが分かりましたが、一体どういうものなのか特定はできていません。
梅田航平記者:
「あちらの砂浜に見える謎の茶色い球体が鉄製とみられる不審物です。ここから200mほど離れた場所になるが、その姿をはっきりと確認でき、かなり大きいことがわかります」
午前9時ごろ、浜松市西区坪井町の遠州浜近くに住む女性から「大きな丸いものが砂浜に打ち上げられている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、不審物は直径1.5メートルほどの球体で、全体的にさびていることから鉄製とみられています。
不審物の一部には何かを引っかけるような突起部分があるということです。
梅田航平記者:
「現在、県の職員や県警、海保などが調査のために集まってきています」
警察は、安全を確保するため、発見現場を中心に半径およそ200メートルを規制。
21日朝から、X線を使うなどし内部に配線がないかなどを調査しました。
その結果、内部は空洞だと判明。
危険物ではないと判断し、午後4時に周辺の規制を解除しました。
一方、不審物がどういうものなのか特定はできていません。
今後、静岡県が撤去するということです。