遺族らが静岡県や熱海市などに損害賠償を求めている裁判 裁判官らが盛り土の崩落部分などを視察 裁判は7月に結審の見込み 静岡・熱海市

静岡県熱海市の土石流災害で、遺族らが静岡県や熱海市などに損害賠償を求めている裁判で、裁判官らが13日現地を視察しました。裁判は7月に結審する見通しです。

 13日午前、裁判官らが初めて訪れたのは、盛土の崩落部分。

 裁判の証拠や争点の確認のため、原告や県の担当者らと現地を確認して説明を受けました。

 2021年に発生し28人が犠牲になった土石流災害をめぐり、遺族や被災者は県と熱海市、それに土地の今と前の所有者らに損害賠償を求める訴えを起こしています。

被災した太田滋さん
「どういう感じで私たちが逃げたというのが裁判所の方でも分かってもらえたのでは。また被告の人にもそれが伝わったのではと期待しています」

 午後の裁判で原告側は技術士の意見書をもとに、「盛土が崩れることは予測でき、対策をしていれば崩壊しなかったか、被害を減らせた」と主張しました。

 また、2月下旬から4月にかけて土地の所有者や県の職員などへの証人尋問が決まり、裁判は7月に結審する見込みだということです。
新原告団 池田直樹弁護士
「早ければ今年中、まあちょっと時間をかけたとしても2027年の3月までには判決が出るというのが、我々弁護士の目からそれが見えた」

熱海市
熱海市