「想像以上に人がたくさん」 『まん延防止措置』解除後初の週末の観光地 県民割にも期待高まる 静岡・熱海市
2日間で約1万人が参拝に
2カ月近くにわたった静岡県へのまん延防止措置が解除されて、初めての日曜日。県内屈指の観光地・熱海はご覧のにぎわい。
千葉県からの観光客:「まん延防止が出ている時はあまり外に出ないようにしていたので、解除されて今だと思って来た。想像以上に人がたくさんいて、びっくりしました」「お店でも感染予防とか『アルコール消毒お願いします』という声かけが多かったので、そういうところは気を付けていきたい」
首都圏からの観光客が8割を占めるとされる熱海。措置が解除され、”そろりと”旅行を再開させる旅先として、選ばれているようです。熱海市の来宮神社にも、この週末、大勢の観光客が。来宮神社によると、この週末は2日間でおよそ1万人が参拝に訪れました。多くの観光客が訪れる人気スポットだけに、基本的な感染対策は欠かせません。
来宮神社
雨宮盛克宮司:「やはり、これからはウィズコロナの時代に入ってくると思います。参拝客を見ておりますと、本当皆さんしっかり感染対策をとって、そしてまずは人にうつさないっていう気持ちを前面に出して観光していただいております」
県民向けの宿泊促進キャンペーンに高まる期待
影響は宿泊施設にも波及しています。こちらのホテルでは、この週末は満室に。さらに、今月いっぱいはすでにすべての部屋が予約で埋まっているといいます。ホテルでは今週金曜から始まる県民向けの宿泊促進キャンペーンに期待を寄せています。
月の栖 熱海聚楽ホテル
森田金清代表取締役:「去年もバイ・シズオカをやっていただいて。通常、熱海・伊豆半島は全部のお客様の1割程度が静岡県内の方なんですけれども、去年はやっぱり2割~3割と伸びました。今回も5000円の宿泊補助、それから2000円のクーポン券、非常に効果的だと思いますので、県内のお客様が熱海・伊豆半島に来ていただけると確信しております」