【新型コロナ】静岡県内にも感染拡大の波が…12日、新たに203人感染 4か月ぶりの200人超え 新たなクラスターや1人の死亡確認も
静岡県内では新たに203人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。浜松市と沼津市で新たなクラスターが発生しています。
自治体別の感染者数は浜松市で58人、静岡市で26人、沼津市で20人、三島市で10人などとなっていて県全体で203人です。
新規感染者が200人を超えるのは去年9月8日以来およそ4ヵ月ぶりです。
浜松市の新規感染者58人は全員が軽症もしくは無症状です。このうち2人は市内の学校の部活動の参加者で、この部活からは11日までに4人の感染者が出ていることから、浜松市は新たなクラスターと認定しました。
また、20人の新規感染者が出た沼津市内のこども園でも、12日までに職員及び園児6人の感染が判明したため、県はクラスターと認定しました。このこども園の職員及び園児60人に対し検査を実施していますが、デルタ株検査で陰性になった陽性者もいることから6人はオミクロン株に感染している可能性が高いということです。
また、袋井市の小学校では12日までに同じクラスで複数の感染者が確認されたため、市教育委員会はこのクラスを12日から17日まで学級閉鎖としました。
静岡市では市内の医療機関に入院していた高齢の男性が死亡しました。県内の死者は210人となりました。
また、三島市の国立遺伝学研究所のゲノム解析の結果、新たに3人の検体がオミクロン株だったことが判明しました。県内でのオミクロン株感染者は39人となりました。