【新型コロナ】3万本18万回分のワクチンを廃棄 大量に有効期限切れ…「十分な量を要求せざるを得なかった」 静岡県
静岡県は、国から供給された新型コロナワクチンについて、有効期限切れとなったおよそ3万本を廃棄したと発表しました。
県によりますと、廃棄処分を行ったのは去年11月から5月までの間に有効期限切れとなった新型コロナワクチン3万1415本、18万1066回分です。これはワクチン供給量の5・2%に相当します。
県は、有効期限切れとなった要因として、新しいワクチンの供給スケジュールが直前に示されたことにより、その度に十分な量の新しいワクチンを要求せざるを得ず、ニーズのない古いワクチンの在庫が大量に残ったためなどとしています。
今後も市や町と協力して、ワクチンの有効活用に努め、有効期限切れワクチンができるだけ少なくなるようにするとしています。