3月6日に「まん延防止」は解除できる?  静岡・川勝知事は明言避ける「難しい質問…」

21日から延長されたまん延防止等重点措置は、次の期限には解除されるのでしょうか。静岡県の川勝知事はきょうの会見で明言は避けました。

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3月6日に「まん延防止」は解除できる?  静岡・川勝知事は明言避ける 「難しい質問…」

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Q:まん延防止の延長が2週間となりました。一方で県内の感染者数の減少のペースは非常にゆっくりとしたものです。知事はあと2週間弱で本県のまん延防止を解除できるとお考えでしょうか」

静岡県
川勝平太知事:「これは極めて難しい質問ですね。また急激に減らないですね。ですから感染者の数が多いという状況が続いて、一番心配しているのは医療提供体制。これを保持できるかどうかということ。目下のところまだ6日までは様子を見ようというふうに思っているが、ただこのまん延防止重点措置。これが効力を発揮したその日から人流が大きく落ち込みました。メッセージ性が非常に高いなあというそういう実感はある。なんとかこの春休みに入る前に、これを抑えこみたいということで、県民の皆様方のご協力を切にお願いするという、今はそういう状況」  

 解除時期について明言を避けた川勝知事。医療提供体制を維持するためにも、知事が急ぐのがワクチンの3回目接種です。きょうから焼津市役所の大井川庁舎でも開始した県の大規模接種会場についても、知事は広く利用を呼びかけました。

川勝知事:「本日からスタート致します大井川庁舎会場におきましては、まだ目下のところ予約枠、25%ということでございまして予約がまだ充分に枠がございますので、近隣市町だけでなくて県西部あるいは東部地区にお住まいのエッセンシャルワーカーの皆さまには、ぜひご活用いただきたい」

 もちろん大井川会場では接種券を持つ一般の県民もワクチンを打つことができます。

川勝知事:「今はワクチンの種類を問わず、ファイザーであれ、あるいはモデルナであれスピード重視で接種していただくことが重要であります。県民の皆さんには是非とも積極的な接種の検討をご検討ください。お願いいたします」