【新型コロナ】静岡市と中部保健所管内は「感染拡大警報レベル」　静岡県警戒呼びかけ「第9波と言わざるを得ない」

後藤幹生県感染症管理センター長:
「こうなってしまったら第9波と言わざるを得ない。第6波のピークを超えたということが推計されている」

　県は地域や医療機関によっては医療のひっ迫が始まっているとして、医療状況の評価レベルを1から2へ引き上げると発表しました。

　県が独自に設けた指標のうち中等症以上による病床使用率や、発熱外来の検査件数など5つのうち4つで医療ひっ迫を表す評価レベルを1から2に引き上げる目安の値を超えたということです。

　また、現在県全体の感染者数は「感染拡大注意報レベル」ですが、静岡市と中部保健所管内は「感染拡大警報レベル」に達しているとしました。

　後藤センター長は感染拡大防止のためのマスクの着用について「着用は個人の判断と言いつつも着けるほうの判断をして過ごしていただきたい」と呼びかけました。