【新型コロナ 2月18日】静岡県1579人感染、死者は過去最多の11人 高齢者施設や保育園でクラスター計5件
静岡県内では18日、新たに1579人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。死者は11人確認され、1日の死者数としては過去最多となりました。
自治体別の新規感染者数です。最も多かったのは浜松市の328人、次いで静岡市の291人、焼津市の107人、富士市の94人、沼津市の76人などとなっています。合わせて1579人で、先週金曜日の1726人から147人減りました。前の週の同じ曜日を8日連続で下回っています。
県内では政令市を合わせて11人の死者が確認されました。1日で確認される死者の数としては、7日の9人を上回り、過去最多です。このうち浜松市の70代の女性と80代の男性、静岡市の高齢男性の合わせて3人はいずれも基礎疾患があったということです。70代の女性は、浜松市内の医療機関に救急搬送され、亡くなった後に感染が判明しました。これで新型コロナ関連の死者は288人となりました。
県内の病床使用率は、西部で47.4%、中部で69.6%、東部で73.9%、県全体で64.2%となっています。
県内では新たに5件のクラスターが確認されました。浜松市では、南区の特別養護老人ホーム「芳川の里」で入所者3人と職員2人の合わせて5人が感染、西区の短期入所介護施設、「三幸の園」では入所者3人、職員3人の合わせて6人の陽性が判明しています。また、静岡市では葵区の障害者施設で入所者20人と職員7人が陽性となるクラスターが発生しました。このほか、沼津市の保育園で7人、同じく沼津市の高齢者施設で5人となっています。
こうした感染状況の中、先ほど県は、まん延防止等重点措置の延長が今夜にも正式に決まることを受け、県の対応方針を発表しました。
静岡県危機管理部 杉山隆通危機報道官:「2週間の延長となります。1月27日からの通算の日数は39日間となります。現行の内容に加えまして、高齢者や基礎疾患のある人に対して、慎重な行動を呼び掛けることといたします」