【新型コロナ】静岡県の『まん延防止』３月６日まで延長へ

　前の週に比べて減少はしているものの感染の高止まりが続く中、まん延防止等重点措置は来月６日までの延長が１８日夜、正式に決まる見通しです。

岸田文雄総理：「第６波の出口に向かって徐々に歩み始める。すなわち次のフェーズへと段階的に準備を進めていくべきであると考えています」

　１７日夜、１カ月半ぶりに会見を開いた岸田総理。静岡など１７道府県へのまん延防止措置を来月６日まで延長すると正式表明しました。すでに延長期間に入っている１３都県を含めて同じ日に期限を迎えることになります。来月６日に「一斉解除」ということもありえるのでしょうか。

岸田文雄総理：「地元ともよく話し合いながら、解除ができるという結論に至ったならば、３月６日を待たずに解除するということもありうると、一般論としては思っています」

　こうした方針について、政府は１８日午前、専門家らに諮問し、了承されました。政府はこのあと対策本部会議で正式決定する予定です。

街の人は…

林輝彦アナウンサー：「静岡県へのまん延防止措置が２週間程度延長される見込みとなった。延長について街の人に聞くと、どうやら賛否両論あるようです」

＜賛成＞静岡市民　２０代男性：「飲食店だったり、きつくなるところもあると思うので一概には言えないけど、個人的には延長に賛成」

＜反対＞静岡市民　３０代女性：「反対です。経済的なことを考えると延長はしないほうがいいと思う」

　新型コロナに感染した経験がある男性にも話を聞くことができました。

＜賛成＞静岡市民　４０代男性：「賛成です。実は私、去年５月に新型コロナウイルスに感染して、肺炎の重症化で入院して非常に苦しんだ経験がある。ですので、まん延防止をすることによって人流を抑える、感染者を少なくする。その点で延長することは賛成」