川勝知事「感染症対策に最優先で取り組む」 静岡県議会2月定例会で新年度予算案上程 コロナ対策費を含む総額は過去最大の1兆3600億円 盛り土の規制強化など新たな条例案も
静岡県議会の2月定例会が開会し、川勝知事は過去最大となる総額1兆3600億円あまりの新年度予算案を上程。「感染症対策に最優先で取り組む」と表明しました。
川勝平太知事:「新型コロナ危機を克服し、新しい時代を切り拓いていくためにコロナ禍での教訓を踏まえ、疾病を防ぐ対策、防疫対策の強化や「利他の精神」に支えられた力強い経済の再生、生活困窮に陥った人々などへの支援の充実等に取り組んでいく」
就任13年目にして過去最大規模となる新年度予算案を上程した川勝知事。総額は1兆3644億円で、長期化する新型コロナ対策として今年度より370億円ほど多いおよそ907億円が盛り込まれています。
また、熱海市の土石流災害を受けた盛り土の規制強化のための新たな条例案や、監視体制などを強化する盛り土対策課の設置などあわせて76の議案が上程されました。
川勝平太知事:「危険な盛り土等を未然に防ぐための監視・指導、許可申請に係る審査事務を一体的に実施するため、所管をくらし・環境部に統一し、盛り土対策課を新設する」
議案の採決は会期末の3月17日に行われる予定です。