『まん延防止』適用で夜の街はテイクアウト中心に 飲食店「安心して飲めるまで今は我慢の時」 静岡・島田市、掛川市
緊急事態宣言の発令に先立ち、きのう18日からまん延防止等重点措置の適用範囲が、川根本町を除く静岡県内全域を対象に拡大されています。
島田市
18日夜、適用初日となった静岡県島田市の街は閑散とし、JR島田駅周辺の飲食店も急激な感染拡大の波を感じていました。
居酒屋店主
「藤枝、焼津がだいぶ(感染者が)出てきて、島田はまだ出ていなかった方だが、ここ一週間くらいでだいぶ出てきてだんだんコロナが迫ってきたので怖い」 こちらの店では、要請に従い酒類の提供は中止、営業時間を短縮してテイクアウト中心の営業に切り替えているといいます
居酒屋店主
「(酒の提供を)してあげたいのはやまやまだが、コロナをおさえて安心して飲めるような時が来るまで今は我慢の時かなと思う」
掛川市
同じく、きのう18日から追加の対象となった掛川市。夜7時半を過ぎた歓楽街では、要請の自粛の時間まであと30分近くあるものの、すでにシャッターを下ろした店が目立っていました。
飲食店への時短要請は午後8時までですが、こちらの飲食店では店を開けていても来客が見込めず、早めの店じまいです。
飲食店料理長
「通常だとまだ来てくれる客もいるが、もう客はそのあとは来なかった」
まん延防止措置の適用を受けてか、人出が少なくなったのは夜だけではないといいます。
飲食店料理長
「昼間は通常だと客もいるが、きょうはほとんどいなかった」
Q.テイクアウトのみ?
A.「夜のテイクアウトのみ。うちは通常8時までの営業だが、それにしても、そういうかたちになると客は少ないと感じる」
まん延防止措置を受け、これまでとは違う様子の街並みに掛川市民は…。
掛川市民:「7時半くらいに来たが、何カ所かお店は点々と明かりはついていた。それでちょっと見てみようかなと歩き始めたら、もうどんどん消えていって、今はもう真っ暗ですよね。一店舗もやっているお店がないという状態だった」