【新型コロナ】静岡県382人感染…過去最多9件のクラスター バスケ「ベルテックス静岡」練習などの接触で感染か
静岡県では13日、新たに382人の新型コロナウイルス感染が確認されました。1日の感染者が350人を上回るのは去年9月3日以来、およそ4カ月半ぶりです。
去年夏の第5波では200人を超えてから300人を上回るのに8日かかりましたが、今回の第6波では12日の212人から1日で300人を超えました。
自治体別で最も多かったのは83人の感染が確認された浜松市です。重症者はおらず、1人が無症状、その他は全員軽症です。12日発表された市内の学校の部活動クラスターをめぐっては、新たに学校関係者5人の陽性が判明し、一連の感染者は17人となりました。また、浜松市は新たに2人のオミクロン株感染を発表。1人はオミクロン株陽性者との接触がなく、県外にも移動していないことから県内での市中感染とみられます。
バスケ「ベルテックス静岡」でクラスター 練習などの接触で感染か
浜松市に次いで多かったのは、静岡市の60人。新たにバスケB3リーグ「ベルテックス静岡」で12人陽性のクラスターが発生しました。
先ほど午後4時から会見を開いた静岡市の担当者は―
静岡市の担当者:「感染拡大要因は、チーム関係者は普段、基本的な感染防止対策を徹底していたため、現時点では練習等による接触だと推察しています。オミクロン株かどうかについては今後スクリーニング検査および解析を実施します」
そのほかに磐田市で56人、沼津市で31人、富士市で22人、焼津市で18人、富士宮市で16人、伊東市で14人などとなっています。
13日は県の管轄でも新たに8件のクラスターが発生していて、1日に9件のクラスター発生は、これまでの5件を上回り、過去最多となりました。